2008年8月16日 (土)

白馬岳と白馬大池

夏山シーズンに北アルプスを訪ねる山旅は時季を選べば何処へ行っても、何度繰り返しても飽きることはのない。今回は可憐なハクサンイチゲの群生や雷鳥親子など思いがけない出会いは旅程の一服の清涼と癒しとなり、楽しい山旅となった。8月8日~9日にかけて、忙しい仕事や天気予報の合い間を見ながら、白馬大池からの”白馬岳入門コース”をゆっくりとあるいた。車を栂池ゴンドラリフト”イブ”下の駐車場に止め白馬山荘1泊の往復ルートを選んだ。Dsc071651brg 朝7時からのゴンドラリフト運転開始は”山旅にしては遅い ”などと不満を言いながら、標高1,855mまで乗り継ぎのロープウエイによって労せず運び揚げられた。 幸い天気に恵まれ、ゴンドラ窓から目指す”小蓮華岳(右2,768.9m)と白馬岳(中央2,932.2m)”が遠望出来た。 白馬尻からの大雪渓コースは短時間で山頂へアプローチ可能であり、日帰りも出来そうである。 しかし、雪渓の残雪情況や気象条件によって、最近、落石による事故発生の危険性が高く、雪渓登行中は厳重に注意が必要である。余裕の日程と時間が取れる場合にはこの白馬大池コース(往路7時間)がお薦めであると雑誌にも書かれていた。子供など家族連れのグループも多く、安心で楽しいコースルートである。                          

栂池自然園までは一般観光コースで、ここから先、天狗原まではハイキングコース。Dsc07176brg

ワタスゲの咲く木道の天狗原からは急登で乗鞍岳(2436.7m)まではゴーロと雪田の渡行があるがスリル満点の楽しいルート。3時間30分ほどで平坦な乗鞍岳山頂を過ぎると”雲上の白馬大池”が展望できるところに出る。Dsc071823brg眼下の白馬大池小屋へは安山岩のゴロゴロした岩の上を一つ一つ丁寧に渡りながら降りて行くと大池の畔に出る。

 

Dsc071881_2

白馬大池周辺のお花畠にはハクサンイチゲ、シナノキンバイ、ハクサンコザクラ、ヒオウギアヤメ、チングルマ(果穂)その他多くの高山植物が競って咲いており、ここで昼食休憩をしたがこのまま足止めになりそうでであった。Dsc071971_2            Dsc072032_2                       

Dsc072113_2 Dsc072221    白馬大池を後にして雷鳥坂を小蓮華岳へ向かうところで雷鳥の親子連れに出会った。Dsc072181_2                                      

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Dsc072312 小蓮華岳から白馬岳山頂への稜線上で出会った花々。タカネナデヒコ、チシマギキョウ、ハクサンフ-ロ、コマクサ、ミヤマアズマギキョウ、Dsc072571 タカネツメクサその他Dsc072531

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Dsc072522 Dsc072482 小蓮華岳山頂から白馬岳山頂は遠く距離はあるが2時間の楽しい稜線歩きが続く。

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あと15分で山頂に着くと励まされた。Dsc07261 山頂に着くと同好者の記念撮影で賑うDsc072681

 

山頂に立つと白馬三山の杓子岳、白馬鑓ヶ岳が大きく迫って見え、今日は白馬山荘に宿をとって明日に備えることにした。

Dsc07286夕映えの 剣岳と立山連峰が雲海上に姿を見せて、登山者たちの明日の山旅への登頂意欲を沸きあがせるかのようであった。

Dsc07299

遠き山に陽は落ちて・・・明日のご来光を楽しみに・・・

Dsc07310167 Dsc073331 ”月齢6.7上弦の月と剣岳”を見る        

翌朝の”ご来光を撮る”

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”白馬岳とハクサンイチゲ、ミヤマキンバイのお花畠”など、翌日は同コースを復路、7時間かけて花とアルプスの山並みを見ながら下山し、安曇野の温泉に浸かり帰路についた。      

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2008年7月28日 (月)

御嶽山レンゲショウマ

遠出は出来ないひと時の休日に涼を求めて御嶽山のレンゲショウマを見に出かけた。ケーブルの御嶽駅付近の富士峰園地で見ごろは8月10日前後とのことでる。Dsc07116rebrg                                                   

Dsc071101trbrg

例年のレンゲショウマまつりは8月1日~31日まで、まだ蕾多く、数輪の花みに出合ったが、群生する茎数を見て、再び旬に来て見る価値があると思った。Dsc071021rebrg

 

Dsc07133brg Dsc07145trbrg

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涼を求めて七代の滝まで足を延ばしたが、その滝を潜るような激しい夕立にみまわれずぶ濡れとなり、早めに下山した。

8月18日(月)再び観賞に出かけた。”見ごろ”との看板が掲げてあった。盆明けの月曜日であったが大勢の見物客とフォトグラファーで賑わっていた。雨上りに、咲きそろってはいたがなんとも地味で静かな慎ましい群生であった。Dsc07454             

Dsc07445

蕾はまだ残されており、もう暫く、8月いっぱいは観賞可能と思われる。

Dsc074551

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2008年7月13日 (日)

奥多摩湖"いこいの路"水と光と緑

Dsc06900brg_2   奥多摩湖小河内神社バス停からドラム缶橋の麦山橋を渡り、2.5km対岸の山のふるさと村へ、そこから奥多摩湖ダム堰堤までの12Kmが”奥多摩湖いこいの路”が昨年4月に開発整備されたことをアサヒタウンズで紹介された。梅雨の晴間見て、夏山歩行訓練のつもりで出かけることにした。朝5時30分ごろ自宅を出発、車を奥多摩湖堰堤付近の駐車場に止めたが午前8時前後の下りバスが目の前を出て行く様子を見て、乗り遅れてしまい、堰堤側からふるさと村に向けて歩くことにした。バスの本数があまりないのでバス時間を良く事前に調査してから麦山橋からダム堰堤をゴールとするコース取りがよいと後で反省した旅であった。あまり人と出会わず思ったより静寂な湖畔を彼方の奥多摩の山々を眺めながらの、殆ど平坦な道筋を辿るトレッキングであった。

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ダム堰堤を対岸に渡る

Dsc06895brg_2  Dsc06897brg_2

Dsc06909brg_2  湖面は静かに青緑に輝くDsc069191brg_2

水と光と緑が清々しい道筋が続き時間経過を忘れさせてくれるDsc06946brg_2  Dsc06950   

東京都の水がめに

注がれる沢筋の水Dsc06952_2  全行程14.5km6時間のトレッキングであった。やや単調なところもあったが良い歩行訓練となった。夕刻麦山橋を渡るころ降雨、ドラムカン橋を急ぎ渡って小河内神社バス停に着いた。1時間ほどバスを待つことになった。Dsc06953brg  

この地図版の左角にバスの時刻表示があり、時間調整をしながら歩くとよい。P1000136brg

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2008年6月15日 (日)

千頭星山イワカガミ群生

予想外、意外な出会い、それも見事なイワカガミの群生であった。Dsc063881

6月の旬花を求めて、甘利山のレンゲツツジを求める旅に出かけた。山の斜面がレンゲツツジの彩りで飾られていることを思い浮かべて歩きはじめた。Dsc06327

Dsc063291 Dsc06324 甘利山山頂から千頭星山(2139m)まで花を追い求めながら足を進めた。あるくツアーでは初級コースとあるが鳳凰三山の見える笹尾根までは結構な急登で汗を流した。Dsc063601 Dsc063611          

薬師岳とそれに続く、観音岳がやっと見え、地蔵岳のオベリスク(地蔵仏)は何処か探しながらDsc06364 Dsc063731 千頭星山頂に着いたが展望はなくやや期待はずれであった。Dsc063721

反対方向の鳳凰三山からのルートを山頂へ登ってくるトレッカーに話を聞いた。辻山方面の大ナジカ峠へ降ること10分程に鳳凰三山の展望とイワカガミの群生が見られるとの情報を聞きつけた。カメラのみを持って空身で途中、足跡もはっきりしない厳しいルートを辿った。人跡まばらな斜面になんとも可愛らしい薄紅色の見事に群生するイワカガミに出合うことが出来た。予想外の出会いであった。 Dsc06377 Dsc06381

Dsc063831 辻山の大崩壊鳳凰三山全容はここまで足を運んだからこそ見ることが出来た。同行の2人のパートナーに見せたかったが、1時間ほどの山頂休憩をとって同じ下山ルートで帰路についた。その他の予想外の花々。Pict04111 Pict0419

ズミの花とツツジのコントラストが素晴らしく山道を楽しませてくれた。Pict0418                             Pict0397

人気高い可憐なスズラン。               にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

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2008年6月11日 (水)

梅雨時季と高尾山のセッコク

高尾山琵琶滝コースで見られるセッコクは”コース名花”2008年6月は昨年と比べて花株が多いとの評判であった。花咲く時季と観望可能タイミングが年毎に微妙に変わるので昨年との比較は出来ないが、年々、見られる場所が少しずつ変遷している。

Dsc06231brg

セッコク(石斛)
【英名】epiphytic orchid/orchid
【学名】Dendrobium moniliforme
ラン科/セッコク属/多年草
開花時期 5~6月頃
別名:モニリフォルメ
土に根を張らず、樹の上や、岩の上などに根を張って生活する着生植物で、
日本には、岩手県より南から九州に分布しているセッコク属の原種のひとつ。

苔むすスギの古老木から栄養を吸い取る可憐であるが、スギの木からすると、そうとは言い難い、情け無用の小憎らしい美しさを秘めている花である。古老木はこの養生植物の小花たちのために、自己の栄華を捨て倒木することなく絶え偲び立ち竦んでいるかのように見えた。Dsc06200brg

Dsc062301 Dsc06210brg_edited1

Dsc06221 Dsc062281 Dsc062171 Dsc06206

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2008年5月27日 (火)

裏高尾日影沢ジャケツイバラ

 平日のツアーは催行人員不足で中止になった。5月は天候変化が早く、晴間を選んで、朝起床後、即刻決断して行ける所として何時も高尾山は楽しく、また常に新しい発見と出会いが備えられている。山頂のもみじ平から日影沢方面への下山路選択。日影沢に出る少し前で1人の女性ハイカーに出会い、このルートについての情報交換を行った。日影沢ではこの季節、蛇結茨(ジャケツイバラ)が見ごろであるので、少し寄り道してでも、一見の価値はあることであった。下山路途中、日影沢キャンプ場手前から右へ入る林道をゲートを経て15分程度歩くと見られるとの話であった。ほぼ水平な林道を15~20分歩いた所で見事、黄金色に輝く、立ち木に茨が巻き絡みつき、逆房状の花を多数咲かせている姿を発見、思わず歓声をあげた。数名のハイカーがこの場に来て同様に歓声を上げるほど、感動的な出会いである。カメラを向けたが標準ズームレンズでは逆房状の花弁までは撮れず望遠ズームを持ち合わせていない事が悔やまれた。Dsc058421       

Dsc05885_edited2 翌朝、晴間の天候で落ち着いていることが出来ず、昨日の悔しい思いが足を再びジャケツイバラへと向かわせた。望遠ズーム持参し日影沢の林道へ車を走らせた。Dsc059161jyaketuibara

Dsc05904

Dsc05872マメ科ジャケツイバラ属だそうです。5月が旬の花。高尾山周辺の山を注意して遠望すると黄金色の茨状の同種の花が見られた。Dsc059231                           

裏高尾から中央道を挟んだ向かい側の杉沢ノ頭南側あたりに見えたジャケツイバラ。この他探す気持ちで見上げるとこの季節、所々に散見される。

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2008年5月21日 (水)

多摩川最源流の旅・分水嶺

  5月15日、中央道勝沼インターを後にして、秩父多摩甲斐国立公園柳沢峠Dsc05568brg_edited1 でひと休み。Dsc055671_2

国道411号青梅街道から一之瀬林道に入り作場平口で車を駐車。Pict0277

多摩川源流笠取山(1953m)をめざした。平日であったが既に数名の先着グループがスタートしていた。Pict0280

何度も訪れていると言う方が案内板を見ながら登りはヤブ沢ルートがよいと言って薦められた。Dsc05578

Dsc05575

名前の通り、ささヤブの沢づたいに大した登りもなく1時間30分程でヤブ沢峠着いた。Dsc05583

ここからは笠取小屋まで20分は林道を歩き、しばらくひらけた道を行く。Dsc05588

小さな分水嶺に到着。Dsc05594

Dsc05597

Dsc05595 Dsc05596

展望も良好で振返ると未だ残雪が所々に抱える奥秩父の国師岳、奥千丈岳などが見られた。

荒川、多摩川、富士川の分水嶺。ここまで来ると目の前に笠取山山頂(1953m)への急登ルートが大きく迫って見える。Dsc05600

30分の急登後山頂に着く。5~6人が留まれるほどの狭い山頂には既に数人のグループが昼食を取りながら山談義。山頂付近の道には残雪も少しあり、木立はまだ未だ冬模様であった。Dsc056111 裾野を雲で隠くした富士山は白雪の顔を僅かに出している姿が見られた。

下りルートは車を何処に止めたかによってそれぞれせあった。我々は水干(みずひ)からPict0293 一休坂を通って作場平口へ戻ることにした。Pict0297

よく整備された山道であり、久々の晴間にノンビリした山旅であった。

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2008年5月13日 (火)

鶴見川上流地域・・・続編春を求めて

 町田七国山のぼたん園へ向けて散策した(5月8日)。小野路の自然林を経て野津田公園から七国山風致地区にあるぼたん園は旬を過ぎて無料開放となっていた。入口で”今日は写真撮影にちょうど良い曇りの日ですよ”と告げられて入園したが既にぼたんは名残の数種のみであた。しかし、この園は他の花々を追い求めてゆっくりと散策出来て、昼食など寛げる”憩いの広場”もあって何度きても癒されるスポットである。Dsc05275    

小野路の林の奥にて”キンラン”に出合う。道の傍らにひっそりと、この時期にのみ見られる数少ない旬の草花。Dsc05287              

畑の畦道には野いちごが可愛らしい。

Dsc05290 ガーデニングの愛好家にとってはこの季節が最も楽しい時。

Dsc05293 野津田公園から鶴見川を渡り、Dsc05294七国山風致地区へ。鯉のぼりが川面を飾り、子供たちは川遊び。帰り路に様子を見ることにして、ぼたん園へ登る。Dsc05296                                       

出会いの花々Dsc05302

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Dsc05304 Dsc05315                            

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コマクサDsc05327

えびね

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栄冠

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石楠花

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憩いの広場

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再び鶴見川川面に泳ぐ鯉のぼりと川遊びする春の様子を眺めて野津田公園を経てバラ園を通り、帰路についた。

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2008年5月 7日 (水)

五月晴れ早朝散策

Dsc05370 5月連休終了にいたり、やっとしばらく見られ名なかった五月晴れに恵まれて近隣散策に出かけた。新緑眩い透明度のある早朝、奈良原公園から、しばらく見えなかった富士山顔を出した。

Dsc05376

多摩中央公園のカルガモの親子に今年も出会ったが雛の生きる戦いが心配である。

Dsc05461brg カイツブリは2羽の雛が観測できた。

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北丹沢神の川ヒュッテの現状とエビラ沢の滝

新緑の5月6日に昨年は檜洞丸へ行った。神の川ヒュッテから犬越路を経由するルートが昨年9月の台風9号で通行不能であるとの情報を得ていたが、ヒュッテ周辺の情況を調査に出かけた。神の川園地手前で道路崩落で道路閉鎖となっており。そこで車を置いてヒュッテまで徒歩で行った。熊笹の峰への直登コースをとって檜洞往復している登山者が車を止めている様子であった。Dsc05394

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Dsc05391

園地付近の様子はなんとも素晴らしい風景が見られたが、神の川ヒュッテの被害は大変な情況であった。Dsc05393_2

再興を祈る。

帰路で何時も寄らずに過ぎるエビラ沢の滝を見た。Dsc05414

道路からは滝の一部を横目で見て通り過ぎていたが、滝の近くまで行くと以外に見応えのある落差7~8m水量多いたきであった。Dsc05413 Dsc05412

エビラ沢の語源についての説明書きがあり、初めて知った。Dsc05403

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