白馬岳と白馬大池
夏山シーズンに北アルプスを訪ねる山旅は時季を選べば何処へ行っても、何度繰り返しても飽きることはのない。今回は可憐なハクサンイチゲの群生や雷鳥親子など思いがけない出会いは旅程の一服の清涼と癒しとなり、楽しい山旅となった。8月8日~9日にかけて、忙しい仕事や天気予報の合い間を見ながら、白馬大池からの”白馬岳入門コース”をゆっくりとあるいた。車を栂池ゴンドラリフト”イブ”下の駐車場に止め白馬山荘1泊の往復ルートを選んだ。
朝7時からのゴンドラリフト運転開始は”山旅にしては遅い ”などと不満を言いながら、標高1,855mまで乗り継ぎのロープウエイによって労せず運び揚げられた。 幸い天気に恵まれ、ゴンドラ窓から目指す”小蓮華岳(右2,768.9m)と白馬岳(中央2,932.2m)”が遠望出来た。 白馬尻からの大雪渓コースは短時間で山頂へアプローチ可能であり、日帰りも出来そうである。 しかし、雪渓の残雪情況や気象条件によって、最近、落石による事故発生の危険性が高く、雪渓登行中は厳重に注意が必要である。余裕の日程と時間が取れる場合にはこの白馬大池コース(往路7時間)がお薦めであると雑誌にも書かれていた。子供など家族連れのグループも多く、安心で楽しいコースルートである。
栂池自然園までは一般観光コースで、ここから先、天狗原まではハイキングコース。
ワタスゲの咲く木道の天狗原からは急登で乗鞍岳(2436.7m)まではゴーロと雪田の渡行があるがスリル満点の楽しいルート。3時間30分ほどで平坦な乗鞍岳山頂を過ぎると”雲上の白馬大池”が展望できるところに出る。
眼下の白馬大池小屋へは安山岩のゴロゴロした岩の上を一つ一つ丁寧に渡りながら降りて行くと大池の畔に出る。
白馬大池周辺のお花畠にはハクサンイチゲ、シナノキンバイ、ハクサンコザクラ、ヒオウギアヤメ、チングルマ(果穂)その他多くの高山植物が競って咲いており、ここで昼食休憩をしたがこのまま足止めになりそうでであった。
白馬大池を後にして雷鳥坂を小蓮華岳へ向かうところで雷鳥の親子連れに出会った。
小蓮華岳から白馬岳山頂への稜線上で出会った花々。タカネナデヒコ、チシマギキョウ、ハクサンフ-ロ、コマクサ、ミヤマアズマギキョウ、
タカネツメクサその他
小蓮華岳山頂から白馬岳山頂は遠く距離はあるが2時間の楽しい稜線歩きが続く。
あと15分で山頂に着くと励まされた。
山頂に着くと同好者の記念撮影で賑う
山頂に立つと白馬三山の杓子岳、白馬鑓ヶ岳が大きく迫って見え、今日は白馬山荘に宿をとって明日に備えることにした。
夕映えの 剣岳と立山連峰が雲海上に姿を見せて、登山者たちの明日の山旅への登頂意欲を沸きあがせるかのようであった。
遠き山に陽は落ちて・・・明日のご来光を楽しみに・・・
翌朝の”ご来光を撮る”
”白馬岳とハクサンイチゲ、ミヤマキンバイのお花畠”など、翌日は同コースを復路、7時間かけて花とアルプスの山並みを見ながら下山し、安曇野の温泉に浸かり帰路についた。
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